Dr.ロニー・スミス
昨日は、先生のDr.ロニーが、ビルボード大阪に来るというので、仕事が終わってから、裕と待ち合わせてかけつけた。
去年の秋に、ニューヨークで会った時は、ロニーは、ちょうど、リハーサル&レコーディング後で、大変疲れていて、体調もすぐれなそうだったが、今回は、あまりに元気そうだったので、びっくりした。
アンコールも終わり、ステージから下りてきたロニーは、私達に会うと、そのまま手をひっぱって、楽屋に連れて行ってくれた。
つもる話もあったようで、そのあとは、ホテルの部屋にも連れていってくれた。
ロニーは、ポータブルDVDプレーヤーとJBLのポータブルスピーカーをつないで、とても良い音で、聞けるようにセッティングしていて、また、小型のキーボードも持ち歩いていていた。
本当に小さい、スーツケースに十分入るくらいの、コルグのものだと思う。
音楽を聞きながら、いろいろな話をしていたが、お疲れだろうから、とひきあげようとしたら、今度はポテトチップ買いにいくからと、また、外に出て、ラグタイムはどこだ?あの店は好きだ、行こうか?とせっかく言ってくれたのだが、電車で4駅くらいのところに、移転した、といったら、あきらめたようで、、。
明日は、浜松ハモンドスズキに寄って、東京に移動で、朝が早い。
またホテルに戻って、でも「本当にあまり疲れては、身体に悪いので、ではこれで、、」と、帰ろうとする私達に、本当に寂しそうな顔をするロニーと、なごりを惜しみつつ、最後は、「ではまたニューヨークに来いよ、」と言ってくれて別れた。
〜〜ロニーは、「今回は日本での滞在期間が短すぎる!また予定を変えて、もう少し大阪にいようかな、、」と真剣に言っていたが、東京のあと、またすぐに、ロスに行って、レゲエフェスティバルに出なくてはいけないので、あきらめた。
以前この感じで、本当にうちの家に来るために、ルー・ドナルドソン・カルテットで名古屋ブルーノートに来たとき、帰りの飛行機のチケットを変更して、4、5日大阪に来た。名古屋まで迎えに来てと言われ、迎えに行った。
うちの家に滞在したいということだったが、あまりに狭いので、近くにホテルを借りて泊まってもらった。
そして毎日うちの家に来て、オルガンを弾いたり、寿司を食べに行ったりした。
本当に、偉大な方なのに、こんなにフレンドリー
出会う人みんなに非常に丁寧に接して下さる。
当時、梅田にあったラグタイムに行って、未だに、忘れる事のできない、素晴らしい演奏を聞かせてくれたのも、ほんの昨日のことのようだが、もう4、5年前??
裕は、楽屋で、ギタリストのロドニー・ジョーンズと、ずーっとギター談義をしていて、すっかり友達になっていた。
ロドニーさんも初めてお会いしたが、とてもフレンドリーな方だった。
どんな話をしてたの?と帰りに私が聞くと、裕は、彼の昔のCDから、最近のCDまで、たくさん持っているので、どのアルバムでは、なんのギターを弾いていた、とかを、教えてくれていたらしい。
またロドニーが、ジョージ・ベンソンの家に行ったときの話とかを聞かせてくれたりして、とても楽しい時間を過ごしたようだった。
写真:左から 私&Dr、Dr.&裕、裕&ロドニー・ジョーンズ