Atsuko Hashimoto Web

スクールから少し離れたところにあるサンドイッチや飲み物を出すお店で。彼ら二人は、ギタリストのブルース・フォアマンのワークショップを見に、私は、ピアニストのLynne Arrialeさんのワークショップがあるというので、見に行った。ピアノが目の前にあるにもかかわらず、一度も弾かず、メンタル面での指導が中心で、この人は芸術家だ、と感動した。ちょうどその夜、ダウンタウンで、演奏されるというので、喜んで見に行く。やはりリンさんのピアノは非常に美しかった。ふと、まわりを見ると、ベースのクリストフとピアノのタミヤも、聞きに来ていた。お二人はジェフ・ハミルトントリオとクレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラ（CHJO)の両方のメンバーだ。久しぶりの再会に盛り上がって、リンさんがライブ終了後に宣伝されたDVDを３枚も購入して帰った。ワークショップの先生方は、朝９時から生徒の指導をして、夜はライブという、大変なスケジュールで、翌朝会ったリンさんも非常に疲れると言っていた。習う方も教える方も、５日間の集中ワークショップなので、ハードスケジュールで大変だ。

写真はニックと３人で、校舎の近くのデリで昼食中。 

関西タイムアウトの記者、ランディの友達で、私たちとも共通の友人である、ギタリストのニコラスが、会いに来てくれた。フェリーで３時間ほどのベリンガムに住んでいる。とてもフレンドリーで、私たちも大好きな人の一人。なんと、近くにホテルを取って、３日間とも、ずっと私たちと行動を共にして、再会を喜んでくれた。こんなに付き合いのいい人、他に知らない！同じギタリスト同士、話が合って、裕も大喜び。

Houston,Jeff,私の３人も、その中の部屋の一つで、本番のための簡単なリハーサル。

校舎はこんな感じ、中は、いくつかの部屋に分かれていて、それぞれの部屋で、ワークショップを受けにきた生徒達が、プロのミュージシャンの指導で、練習している。これはいい！絶対皆うまくなる！とレッスンを見学して思う。

見渡す限りの緑の平原の中に、校舎のような建物が、点々と建っている。

とりあえず、やっと来ました、ポートタウンゼント。シアトル郊外ののどかな、森と平原と海がすぐ近くにある、大自然のなかでの、ワークショップとジャズフェスティバル！

関空から出発し、そろそろサンフランシスコに着陸する頃かなと思った時、管制塔等の指示により、空港が混雑しているため、もう少し飛行を続けます、とのアナウンス。まあ、そんな事もあろうか、とのんきに構えていたら、とんでもないめに遭った。シアトルへの乗り継ぎのためのチェックの列に並んでいる時に、乗る予定の飛行機が、私達数人をほって出てしまい、その後、キャンセル待ちをせざるをえなくなり、待つ事１２時間。ポートタウンゼントジャズフェスからの迎えの車の方にも連絡をとり、夜中の２時にシアトル空港に迎えにきてもらい、昼間ならフェリーを使ってすぐに行ける現地も、陸路では２時間以上かかり、ようやくポートタウンゼントに着いたのは、朝方の４時半。最悪のスタート。でも、もっと悪いのは、まだそれからだった。